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よろず日報

世界中のあらゆる出来事の中からトレンドになりそうでならない、でもニュースバリューのある面白そうな事を探してアップしています。

松本人志の「言葉の自由度は減っている」発言に対するネットの反発は?

大御所お笑い芸人、「ダウンタウン」の松本人志さんが、10月16日に放送された番組内で、ネット上で芸能人の発言が叩かれることに対して持論を展開しました。

ある有名女優がバラエティー番組で発言した内容に、一部の職業の視聴者から不満が噴出したことへの意見でした。

最近の過敏とも言える視聴者の対応に、彼独特の視点から苦言を呈したものと見られます。

 

 

 

 

SNSの普及により、生活に便利さが増したのは言うまでもありません。

が、その反対に、それに伴い世間の怒りのはけ口として利用されている事実も否めません。

松本氏の意見が全面的に受け入れられるわけではなくとも、全くの的外れな意見でもなさそうです。

 

 

言論の自由という名のイジメ?!

 

言論の自由とは、国際人権法で保護され世界人権宣言第19条に基づく、誰もが平等に持つ権利です。

メディアはこの権利を盾に、ある事や無い事を、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌と各媒体を使って拡散します。

ときには全く根拠の無いことを祭り上げては、それによる被害者を生むこともしばしばです。

 

この度の松本氏の発言は、マスコミに対してではなく、むしろニュースを受信する側の反応への意見でした。

彼がMCを務める番組、「ワイドナショー」で、芸能人の発言がネット上で過度に叩かれることに、「言葉の自由度が減っている」と言ったものです。

つい先日、日テレのある番組で、女優の石原さとみさんが「30代になったら看護師の勉強がしたい。もし干されたら(芸能界を)」と話したのに対して、ネットが予期せぬ炎上を起こしたことに関してでした。

 

松本氏が語ったところによると、

 

「彼女はこの先、言葉を選んでしゃべらなきゃいけないから、どんどん面白くなくなるよね」

 

と言った上で、

 

「言葉の自由度は減ってるなって思いますね」

 

と続けました。

 

さらに、

 

「ここに地下室を設けよう、らせん階段とか、みんな自分なりに頭の中に構造を作ってしゃべってるのに、そこに対して文句を言ってくるから、結局、同じ間取りになれってことなんですね。みんな団地に住めって話」

 

と付け加えました。

 

私には、単なる言葉尻を捕らえたイジメにしか思えませんでした。

 

 

対象は誰でもかまわない

 

誰の発言に対して炎上するかは分かりません。

公人や有名人の不倫、または様々な社会悪など、理不尽と思える事柄に対しての攻撃なら致し方ありませんが、最近の炎上は全く対象を選びません。

その対象が誰であれ、不満を感じれば攻撃します。

 

石原さとみさんやその他の芸能人に限らず、自尊心を傷付けられたり、相手の意見が少しでも常軌を逸していれば、格好の的となって総攻撃をかけられます。

世間でも、今のSNSのあり方が正しいとは感じていなくとも、履き違えた正義を執行することには盲目的です。

ときには、その発言自体が自身に返ってくることも知らずに、ただ感情のまま対象を選ばずに実行します。

 

 

火傷をした子は火を恐れるのたとえあり

 

PTSDと言えば大袈裟ですが、人間誰しもトラウマの一つや二つは持っています。

火傷をした子は火を恐れ、溺れた子供は水を恐れます。

正しいケアをしてやらなければ、その後も一生トラウマは消えません。

 

松本氏の例えが適切だったかどうかはさておき、ただ良かれと思って発した言葉を、まるで揚げ足を取るように攻撃されれば、攻撃された相手は少なくともトラウマが残るでしょう。

彼は、このトラウマが枷となり自由な発言が出来なくなると、意味することもまともに伝えられずに、面白味が無くなると言いたかったのではないでしょうか。

 

 

終わりに

 

私は、2ちゃんねるを否定しません。

中には、糞味噌な意見も少なからず投稿されてはいますが、言論の自由以前に、2ちゃんねるは必要な媒体だと思います。

もし、2ちゃんねるのような場を失くしてしまえば、それこそ言論の自由が損なわれてしまいます。

 

人の意見はそれぞれで、多数派が必ずしも正しいとは限りません。

しかし、ツイッターやFacebookで、考えも無しに感情に任せて意見を垂れ流すのは、少々控えた方がいいと思います。

少しは自重しなければ、いずれは自分の手で自身の首を絞めることになるでしょう。

 

「人とハサミは使いよう」ならぬ、「言葉とSNSは使いよう」と言ったところでしょうか。