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よろず日報

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乳がんの早期発見は視触診では不十分!?マンモグラフィーが推奨される訳を知る

小林麻央さんのニュースが流れて久しいですが、乳がんは多くの女性にとっての切実なる問題となっています。

けっして他人事としては受け取れないこの病気に対しては、予防策は何と言っても定期的な検診しかないようです。

しかし、医者によっては古い手段に頼る人も少なくなく、国が推奨する方法が十分に取られていないのが現状です。

なぜ、最も効果的な方法を行わないのか、日本の医療の矛盾に注目してみました。

 

 

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国が推奨しない視触診

 

視触診とは、その名の通り、医者が患者を目で見て手で触って診察することです。

今でも色々な医療場面で見かけますが、野外や医療器械のない場では有効なのかも知れません。

しかし、明らかに目視では判断出来ない場合には効果がなく、そのときは適宜機材に頼るしかありません。

 

特に乳がんに関しては、視触診は必ずしも有効な検診手段とは言えず、むしろ国では推奨していない方法です。

その理由は、視触診では大きなしこりは感知出来ても、指先で触れても分からないような大きさのガンは発見出来ないからです。

ご存知の通り、がんは、早期発見に早期治療が求められる疾病です。

 

そこに、早期発見には繋がり難い視触診を取り入れるのは、あまり効率的とは言えません。

日本では、視触診の有効性が疑問視されており、既に推奨診療方法からは外されています。

ところが、厚生労働省の調査の結果、自治体が行う乳がん検診では市町区村の約半数が、依然として視触診を行っていることが判明しました。

 

 

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視触診に取って代わるマンモグラフィー

 

先進国では、乳がんの検診に視触診を行う医師の数は減少しています。

なぜなら、視触診で乳がんの死亡率を減らすことは不可能であり、今やマンモグラフィーによる検診がメジャーとなりつつあるからです。

乳がんでの死亡率を減らすには、確実に早期発見出来る方法が必要であり、それは唯一マンモグラフィーです。

 

2016年の5月に厚生労働省が、全国1737の市区町村に対して乳がん検診の実態調査を行ったところ、52%は視触診を行っていませんでした(回答数は839自治体で全体の52%)。

しかし、残りの約半数に関しては、推奨されていないにも関わらず視触診を継続していたのです。

しかも、そのうちの23%に当たる364自治体は、今後も視触診を「やめる予定がない」と答えており、さらに視触診を継続すると回答したのはそのうちの32%に達し、その理由はマンモグラフィーのみの検診の有効性に疑問があることとしています。

 

 

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にわかには信じられない回答ですが、多くの医者が未だに視触診に頼る検診を行っているのです。

マンモグラフィーの有用性に疑問を持つ前に、視触診の信頼性を考える方が先決ですが、頭の固い医者ではそれすらも理解出来ないようです。

検診を受けるのは患者であり、患者にとって最も有用性の高い検診方法がマンモグラフィーです。

 

医者の狭い了見と、限らえた経験と知識の中で診療されるよりも、より高感度で早期に発見出来る方法を取るべきです。

実際に、マンモグラフィーの必要性を説いている記事もあります。

小林麻央さんの場合が、まさしくそれだったのではないでしょうか。

 

 

「これはホルモンが関係しない悪性度が高いがんなのです。このがんは急に現れるので、早期発見が難しい。専門家が触診してもわからない。しかもルミナルタイプと違って、若くして発症する場合が多く、進行も早い。小林麻央さんはステージ4(3以降が進行がん、末期がん)なのではないかと思います。」
【引用元:週刊現代 2016年6月25日号】

 

 

終わりに

 

私の大変近しい友人は、たった二ヶ月の間に子宮頸がんが発達し、子宮と卵巣の両摘出を余儀なくされました。

その前段階では、小さな腫瘍らしき影が見えたそうですが治療はせず、次回の検診までの二ヶ月間を放置していたら、癌となっていたのです。

医者は、その二ヶ月間での癌細胞の増殖は見抜けなかったと言っていましたが、何も無いところにそんな急激に癌が成長するはずはありません(子宮と卵巣を全摘出するくらいの)。

 

予兆はあったにも関わらず、医者がただ見落としていただけでしょう(診断すら出来ない医者が増えています)。

医者とは言ってもサラリーマンに毛が生えたくらいの輩は腐るほどいるわけで、そんな彼らがマンモグラフィーの有用性に疑問を投げかけているのです。

視触診とX線透視とでは、どちらが細部にまで調べられるかは一目瞭然です。

そんな精密医療器械にまで疑問を持つ医者を、はたして信用出来るのでしょうか?

 

乳がん検診に医者の苦慮云々をするよりも、多くの女性が乳がんを患って死の恐怖に怯えなくて済むように、早期発見に早期治療が出来る体制を整えるのが医者の努めです。

エゴとか学会の事情とかは必要ありません。

ただ、患者を助けられる医療を実施して欲しいものです。

 

 

早く対応すれば大抵の病気は治るでしょう。研究の分野では早いのにね。

yorozunippou.hatenablog.com

 

最近はスーパードクターがやけにクローズアップされますが、スーパーでなくてもいいですから、ただ患者にとって最良とされる治療を施していただきたいものです。