よろず日報

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ガジロウはゆるキャラか?目指すは妖怪キャラのオンリーワン!

故柳田国男氏は、著書である「妖怪談義」などで知られ、巷では日本民俗学の父と呼ばれて親しまれています。

その柳田氏の出身地である兵庫県福崎町は、人口は2万人にも満たない小さな町です。

そこで、町の知名度を高めようと、このほどゆるキャラ(?)を作りました。

あたかも、柳田氏の研究を引き継いだような、ちょっと他府県では見られない、おぞましくもユニークなキャラクターが出来上がりました。

 

 

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町の公認キャラクターとなったのは、その名もガジロウ

カッパをモチーフに作成したところが、あまりにもリアルなその姿に、怖いとか、出てきそうとか、不気味だとの声も上がるほどです。

しかし、妖怪ウォッチのヒットなども手伝って、マスコミからも引き手数多だそうです。

 

 

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copyright by Mainichi Sinnbunn

 

 

福崎町では、数年前から柳田氏の知名度を生かして町おこしをしようと、妖怪造形コンテストを開催しています。

カッパの像を設置した2014年には、観光客の来町数は前年よりも約9万人も増得ました。

2015年には前年を上回る人気を博し、来客数は約35万人にも上りました。

町民の数よりも多い来客数に、町のかっぱも頭の皿が乾くほどの大忙しだとか。

 

ところで、前述したガジロウですが、この着ぐるみを作るだけでも約100万円かかったそうです。

何でも、柳田氏が書いた本、「故郷七十年」に登場するカッパのガタロ(河太郎)の弟という設定です。

その容貌は、まるで人の肝魂をとって食いそうなほど恐ろしく見えます。

肌の触感といい、口元から覗く牙といい、それに振り乱した髪は、まさに妖怪には無くてはならない要素です。

 

 

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もともとは、町のイメージアップを図るための動画用に作成されたとのことです。

撮影後も使われていたところが観客に受け、あれよあれよという間に町の公認キャラになったそうです。

特技は、ヘヴィメタの曲に合わせてギターを演奏することで、あの風貌で奏でるギターは相当の迫力だそうです。

 

2016年の9月に、町観光協会によって絵本を出版したところ、たったの5日で200冊が完売してしまい、急遽増刷するといった嬉しい悲鳴も聞こえて来ます。

子供にいたずらをしたカッパの兄弟が、二人揃って柳田氏に謝りに行くというストーリーだそうです。

この本を作った地区振興課の小川知男さんによると、「かわいいキャラクターは全国にいくらでもいるので」、福崎町のかっぱの絵本は他とはちょっと違うそうです。 

 

とにかく、その見た目のグロテスクさも手伝ってか、福崎町の「ガジロウ」は、フウテンの寅さんの相棒にも負けないほどの人気者となりそうです。

目下、酷使し過ぎで傷みが目立ってきたようですが、それがまた妖怪らしさを引き立てているらしく、町では当分そのままの状態を維持するそうです。

 

 

伝統を残すなら、こちらもしっかりと残して欲しいところです。

yorozunippou.hatenablog.com

 
非公認キャラ、船橋市のふなっしーを抜けるでしょうか?

今後の活躍に期待します。