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よろず日報

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温泉マークが無くなる日!日本のピクトグラムが消える?ネットでも疑問の声続出!

温泉マークを知っていますか?

いや、むしろ温泉マークを見たことがありますか?

最近では銭湯の数も減り、この温泉マーク自体を見かけることがなくなりました。

しかし、今、この温泉マークが無くなることになりそうです。

 

 

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温泉マークとは?

 

一昔前までは、町のどこにでも見かけた温泉マーク

どんなマークかというと、ちょうどクラゲを逆さにしたような形です。

高齢者の方々には、このマークを「逆さクラゲ」と呼んでいた人もいました。

 

逆さクラゲについては下で改めてお話しますが、この温泉マーク、なんともシンプルで日本人なら一目見ればその意味が分かります。

ご存知の通り、日本は世界でも稀に見る火山大国です。

東京の都心部でさえ、1000メートルも掘れば温泉が湧きます。

 

日本人のお風呂好き、温泉好きは、今や海外にまで聞こえており、外国人客もこぞって温泉地にやって来ます。

そんな日本の文化にも根付いた温泉ですが、それを誰にでも分かりやすく絵にしたのが、この温泉マークです(地図において、「温泉や鉱泉の位置を示す地図記号」との説明がされています)。

温泉マークとは、いわば日本の文化そのものなのです(ちと大袈裟かな?)。

 

 

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温泉マークはピクトグラム

 

情報を与えたり注意を促したりする記号を、ピクトグラムと呼びます。

最近では「絵文字」と呼ばれて親しまれていますね。

温泉マークのように、その状態や形状を表すこともあります。

 

有名なものには、車椅子のマークや非常階段を表すマークがあります。

タバコの絵の上に赤い線が斜めに走った禁煙マークや、交通標識などもピクトグラムになります。

ただ、交通標識にはそれぞれ意味があり、見ただけでは分からないマークもあります。

 

オリンピックのロゴもピクトグラムに含まれますが、デザイン性が重視されるあまり、それ自体では意味不明なマークもあります。

しかし、オリンピック競技のマークは、素晴らしく分かりやすいピクトグラムです。

最も身近に感じるピストグラムは、なんといってもトイレの男子と女子のマークです。

 

 

温泉マークはなぜ無くなるのか?

 

これほど日常に溶け込んでいるピクトグラムですが、ここへ来て温泉マークが無くなることになりそうです。

日本人にとっては昔から馴染みのあるこの温泉マークを、どうしてまた無くそうというのでしょうか?

そこには、昨今の外人観光客ブームが一枚絡んでいるようです。

 

これらのデザインを見直そうという会議が今月から経済産業省で始まりました。国土交通省や警察庁、JRなどの公共交通機関やホテルの業界団体の関係者、それにデザインの専門家ら50人近くが集まったこの会議。手元の資料にはなじみのあるマークがずらり。

そして、これから変更が検討されるマークの中に、あの、湯船から湯気がゆらりと上がるデザインの「温泉マーク」も入っていたのです。

 

 やや傍迷惑な気もしますが、これにはあるワケがありました。

 

毎年、数千万人の外国人観光客が訪れるこの日本。

外国人観光客のほとんどは、日本語を話しません。

世界では英語が共通語となっていますが、日本ではおよそ2%の人が英語での会話が出来ると言われています(そのうち本格的な英語となると約1%)。

 

日本の人口が1億2000万人として、240万人が話せる計算です(50人に1人の割合)。

しかし、50人に1人しか英語を話さないとすれば、人気の少ない所では道も尋ねられなくなります。

そこで登場する助っ人が、ピクトグラムになるわけです。

 

 

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しかし、実際に日本へやって来た外国人観光客に訊いてみたところ、温泉マークが何を意味しているのかが全く理解出来なかったそうです。

ただ熱いものだと思っている人や、コーヒーから立ち上る湯気を連想する人や、中には焼肉(タワケかっ!)と言った人もいたそうです。

日本人には一目瞭然のマークでも、外人さんには分からないマークだったようです。

 

そこで、このカルチャーギャップとでも言うべき不具合を調整するために、温泉マークと他に幾つかのマークがリメイクされることになりました(2020年の東京オリンピックに際してね)。

 

 

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ネットでも疑問の声が

 

ところが、この温泉マークを変えるのに、反対する意見もあるようです。

 

 

 1982年に市観光協会が発行した「磯部温泉誌」などによると、江戸時代の1661(万治4)年、農民の土地争いに決着をつけるため、幕府評定所(当時の裁判所)が出した評決文に添えられた図に、磯部温泉を意味するマークが二つ描かれていたという。

磯部温泉組合長の高野幸雄さん(65)は「350年以上の伝統があり、PRにも使っている。変わるのはもったいない」と話す。

 

 

温泉マークを変えるだけでも、言い知れぬ被害に遭う人もいます。

 

 

こんなに素晴らしいパロディーまで生まれました(念のため、ターミネーターが溶鉱炉に消えるときの図ね)。

 

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やはり、変更には乗り気でない人が多いようです。

私自身も反対です。

何も、オリンピックがあるからと、全てを外国人観光客のために変える必要はありません。

 

 

終わりに

 

最も嫌いな日本人の気質は、何でもかんでも他の国と同調しようとするところです。

外人が来るからと言って、無節操にも全てのことをその人達に合わす必要はありません。

それこそ、郷に入らば郷に従えです(When in Rome, do as The Romans do.)。

 

オリンピックの会場ならともかく、ひなびた温泉地の看板までも変更する必要が認められません。

一体誰を喜ばすために行うのか、ただそのためだけに日本の伝統をもぶち壊してしまおうとする気が知れません。

「先ず日本ありき!」を忘れる経産省はドアホですね。

 

それに、マークを変更するにも莫大な金がかかります(こんなことに予算使うな!)。

国の役人は、親方日の丸で生活をしているので市民の台所事情も気にならないのでしょうが、やはりどこか考えが違っているとしか言えません。

どこの大学を卒業しようが、バカはバカ、付ける薬はないようです。

 

 

最後になりましたが、「逆さクラゲ」について説明します。

今では一部の高齢者の方しか知らないと思いますが、温泉マークはその昔ラブホテルのマークとされていました。

ラブホと言えばご休憩、ご休憩と言えば風呂、そして風呂のマークは温泉マークと同じように使われていましたから、ラブホと言えば温泉マークとなったのでしょう(一説には、温泉地には快楽施設が充実していたからとも)。

 

しかし、お洒落な人は温泉マークとは言わずに、逆さクラゲと呼んだのだそうです。

なぜって、温泉マークをひっくり返せば何かの形に似てるでしょう?

そうです、クラゲです!

だから、温泉マークを「逆さクラゲ」と言ったのです(オサレだね~)。

 

 

兎にも角にも、温泉マークまでも変えようとする経産省の役人は、正気の沙汰ではありませんね。