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よろず日報

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ノーベル医学・生理学賞受賞は「大隅良典」東京工大名誉教授に決定!日本人25番目の快挙!!

2016年度のノーベル医学・生理学賞の受賞者は、東京工業大学名誉教授の大隅良典さんが選ばれました。

大隈教授は、「オートファジー」と呼ばれる、細胞が不要になったタンパク質などを分解する仕組みを解明しました。

今回の受賞により、日本人のノーベル賞受賞者は25人に上ります。

 

 

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オートファジーとは?

 

オートファジーとは、細胞核を持つ全ての生物に共通するシステムです。

その働きは、細胞中で本来の機能を果たせなくなったタンパク質が異常を来す前に排除したり、栄養不足に陥った場合にタンパク質を分解してまた新たなタンパク質やエネルギーを合成したりすることです。
大隅教授は、平成5年の時点で既にオートファジーを制御する遺伝子を発見しており、酵母の細胞を使ってシステムの解明に取り組みました。

 

最も特筆すべきは、オートファジーのシステムの全容を解明したことです。

オートファジーを制御する遺伝子の発見後も、同じシステムを持つ遺伝子の発見に努め、またそれぞれが果たしている機能を分析するなどをしてきました。
パーキンソン病などでは、オートファジーの遺伝子が正常に働いていないことが確認されており、今後この疾病に対しての予防や治療に役立つと期待されています。

 

 

大隅名誉教授の略歴

 

大隅教授は、福岡県福岡市の出身で、今年71歳を迎えました。

東大の教養学部を昭和42年に卒業後、ニューヨーク市(米国)にあるロックフェラー大学に留学しました。

その後は、日本の生物学の中核をなすとも言われる、愛知県の基礎生物学研究所の教授を経て、現在は東京工業大学の栄誉教授となっています。

 

大隅教授は、これまでの研究の成果によって、平成18年には日本学士院賞を受賞した他、平成24年には京都賞を受賞しています。

平成27年には、カナダの医学賞であるガードナー国際賞を受賞しました(世界的に有名な医学賞)。
今回のノーベル賞で日本人の受賞は3年連続となり、医学・生理学賞の分野では去年の大村智さんに続き4人目となる快挙です。

 

 

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 大隅教授の談話

 

今回のノーベル賞受賞に対して、大隅教授は以下のようにコメントしています。

 

「私のような基礎的な生物学を続けてきた人間が、このような形で評価していただけることを光栄に思います」と。

また、「本当に光栄としか言いようがない」とも述べていらっしゃいます。

さらに、「若い人には、サイエンスはすべてが成功するわけではないが、チャレンジすることが大切だと伝えたい」ともおっしゃっています。

 

言葉少なに語る71歳の研究者は、まだまだチャレンジすることを忘れずに、日夜研究に勤しんでおられるようです。

 

 

終わりに

 

記録によると、日本人の3年連続となるノーベル賞の受賞は、実に14年ぶりとなるそうです。

2000年の白川英樹さん、2001年の野依良治さん、そして2002年の小柴昌俊さんと田中耕一さんが3年連続で受賞して以来、14年ぶりで2度目になります。

2014年には赤崎勇さんと天野浩さん、それに中村修二さんが、2015年には梶田隆章さんと大村智さん、そして今年2016年の大隅良典教授による3年連続受賞となるわけです。

 

このところ、日本人によるノーベル賞受賞者が多く出ており、同じ日本人としても名誉なことです。

今後も、日本から多くのノーベル賞受賞者が出ることを願います。

 

 

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大隅良典東京工大名誉教授、ノーベル医学・生理学賞受賞おめでとうございます。