よろず日報

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NASAの発表で12星座が13星座に変わる?勘違いが一人走りで航空宇宙局火消しに大わらわ! 

2016年9月20日のTumblrブログで、NASAが星占いについてある訂正を行いました。

これは、NASAが発表したとされる記事を読んだ人の、勘違いが独り歩きして起こった出来事でした。

このデマにも似た出来事で、NASAはブログの上で火消しに追われているようです。

 

 

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事の発端は、NASAが運営する"NASA Space PLace"という子供向けのサイトで、占星術と天文学の違いについて説明する記事からでした。

"NASA Space PLace"は、子供に天文学や宇宙について学んでもらうために設けられたサイトです。

ここでは、簡単な実験や、子供が興味を持ちそうな科学についての記事が掲載されています。

 

Constellations and the Calendar :: NASA Space Place

 

 

天文学と占星術の違い

 

そもそも、NASAが説明したかったのは、占星術は科学ではなく、天文学は科学だということです。

それを文頭でことわった上で、星座がどのようにして決められたかを解説して行きます。

3000年以上前のバビロニアを引き合いに出して、彼らの天文学についての知識を説明していました。

 

古代の人は、宇宙の広さも、地球と太陽がどうして回っているのかも分からなかったのに、神を星座に例えて、その重要性を既に知っていたのです。

彼らは横道帯(地球や太陽や星が通るとされる天空の見えない帯)を12当分し、それぞれに星座をあてがいました。

そして、地球が太陽の周りを回るときに、それぞれの星座が見えるようにと考えたのです。

 

これが今のカレンダーのもとになり、12の月に別れて12星座となりました。

ところが、当時既に13の星座が確認されていて、事実、太陽は13の星座を指し示していたのです。

そこで、13番目に当たる蛇使い座を外して、12星座に調整し直しました。

 

 

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勘違いが独り歩き

 

NASAは、バビロニアでは13星座の存在を知っていたのに、それを12星座にしたことを教えたかっただけなのですが、この記事を読んだ人の中には違う解釈をしてしまう人もいました。

そんな彼らが、「NASAがこう言っているから星座は12から13に変わる」といった、間違った情報を拡散してしまったようです。

そして、そんなデマとも取れる情報が、回り回って日本にもやって来たのです。

 

一旦拡散された情報は、忘れられるまでにはかなりの時間を要します。

しかも、その情報を調べもせずに鵜呑みにしてしまう人も少なくありません。

そんな事情があって、NASAはその間違いを正そうと、ブログやツイッターを使って火消しにやっきになっているのです。

SNSは便利な反面、このようなときはかなり厄介なツールになってしまいます。

 

ツイッターでも、盛んに間違いを正すようなつぶやきがされており、 いかに世間の口に戸は建てられないかを改めて物語っているようです。

 

 

Have you heard that we changed the zodiac signs? Nope, we didn’t…we just did the math. Info: https://t.co/TsBgxmojZZ pic.twitter.com/NQFQ9X68Ba— NASA (@NASA) 2016年9月24日

 

 

 

 こちらもNASAからの情報ですが、エイリアンではありませんでした。

yorozunippou.hatenablog.com

 

 

とにかく、星座の数は今まで通り、12星座で変わりません。

もし、13星座あるとしても、それは遠いバビロニアでのお話です。

くれぐれも、お間違いの無いようにお願いします。