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よろず日報

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リオ五輪選手団帰国記者会見 メダリストが全く嬉しそうに見えないのはなぜ?

リオから日本の選手が帰ってきました。

ホテルのパーティー会場を貸し切って、帰国記者会見が開かれました。

史上最多の、41個にも及ぶメダルが一堂に介したというのに、何故か晴れやかではない選手の顔が印象的でした。

 

 

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リオで結果が残せた選手も、また残せなかった選手も、一刻も早く親や仲間と合流し、とりあえず緊張の糸を解きたいところです。

しかし、日本の国民は、そんなことにはお構いなしに、先ず戻ったことの報告を期待し強要します。

応援をしてもらうのはありがたいことですが、それは飽くまで自発的な行いで、選手自身が本心で望んでいることでは無いかも知れません。

 

それにもかかわらず、俄応援団は親切の押し売りを楽しみます。

甚だ迷惑なことですが、選手は文句も言えず、喜ぶ顔を見せるしかないのです。

吉田沙保里選手にスピーチの番が回ってきても、普段は朗らかな表情で話す彼女が、終始笑顔になることはありませんでした。

 

それに、スピーチの上手いアスリートなど想像もつきませんが、それにしても話す内容がお粗末です。

これも国民性といえばそれまでですが、アメリカの選手なら満面の笑顔で話すでしょうし、それだからこそ、4年に一度の祭典の素晴らしさが共有できるのかもしれません。

しかし、極一部の金メダリストや、それほど期待されていなかった競技のメダリスト以外は、金メダルを取れなかったことへの後悔と謝罪を繰り返すばかりでした。

 

本来、オリンピックは、個人が競い合うはずの大会であり、国家や選手以外の団体が関与すべきではありません。

ましてや、政治的に利用されるなどは以ての外で、政治家がしゃしゃり出て云々する場ではないのです(元五輪選手の政治家が団長をしていますが、これこそ相応しくない人事です)

「ババアは引っ込んどれ!」と言いたい人もいるでしょうね。

 

オリンピック憲章 Olympic Charter 1996年版 (財)日本オリンピック委員会

9.オリンピック競技大会

1- オリンピック競技大会は、個人種目もしくは団体種目での競技者間の競争であり、国家間の競争ではない。オリンピック競技大会は、このような目的のために個々のNOCによって指名され、IOCがその参加を認めた選手たちが一堂に会し、当該IFの技術的指導のもとに競技をおこなう大会である。

 

どこでどう間違ったか、今やオリンピックは近代的代理戦争の様相を呈しています。

 

選手も選手で、「早く飲みに行きたい」とか、「競技のことはしばらく忘れて隠遁したい」とか、「早くセックスしたい(他国の選手はお楽しみでも、日本の選手には許されていません)」とか、もっと正直であって良いはずです。

が、それすらも日本国民には許せないのでしょうか。

もっと、ユーモアの溢れる記者会見であるべきところを、何やらお通夜にでも来たような、もしくはだだすべりのお笑いイベントにでも参加したような気分になりました。

選手への思いやりや気遣いがあるのなら、写真撮影と労いの言葉に、代表者からの一言で終わらせた方が良いでしょう(どうせ、後々、後援会にもみくちゃにされるのですから)

 

そして、最後になりましたが、白井健三選手については、これ以上の成長は期待できないかもしれません。

スピーチもハキハキしていて、次世代のアスリート像のように映りましたが、いささか慢心が現れています。

「勇気を与えられたと思います」との発言は、当の本人が言う言葉ではなく、第三者からの称賛の声であるはずです。

 

確かに、あの年齢でオリンピックに出場し、団体戦とはいえ金メダルを獲得したのは立派です。

しかし、今や15歳のオリンピアンも珍しくはなく、彼らが同じ年令の子供に希望を持たせるなどと、だいそれた事は考えてもいないでしょう。

誰か評価する者がいて初めて出てくる言葉であり、選手本人が言っては身も蓋もありません(特に日本では、どこでどんな悪評を立てられるか分かりませんからね)

 

とにかく、波乱続きのリオ五輪を、無事に終えて帰国した選手の方々、お疲れ様でした。

ゆっくり休養を取ってから、また次の目標に向けて邁進して下さい。

勇気をくれて、ありがとう。

 

 

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yorozunippou.hatenablog.com