よろず日報

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露天業者に朗報!ミシュランガイドは屋台でも一つ星

フランスのタイヤメーカーであるミシュランは、様々なガイドブックを発行していることで有名です。

その中でも、レストラン・ホテルガイドは、誰もが知る赤装丁の小冊子、レッド・ミシュランです。

レストランやホテルのグレードを表した本で、星の数によって評価の良し悪しが分かります。

 

基本的には、星の数でランク付けをしており、以下のように表記されています。

1つ星) - その分野で特に美味しい料理

2つ星) - 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理

3つ星) - それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

 

ヨーロッパや北米、近年では日本でも出版されていて、その国へ旅行する場合のいい食事処といい宿が探せます。

そして今回は、レストランに関してのみ言及します。

 

 

星の数が権威の象徴

 

 

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店の格付けは、ミシュランが独自に組織する調査団によってもたらされます。

素性を隠した調査員が、実際にそのレストランに出向いて食事をし、その店のグレードを決めています(とされています)

しかし、全ての店がこのシステムを歓迎しているわけではなく、喜ばない料理人もいるようです。

 

何はともあれ、ただ格を示したいフランス人の、自己顕示欲を刺激した販売促進方法と言えるでしょう。

大都市でも既に廃刊している場所もあり、ミシュランの星に一喜一憂するのは、どうやらお国柄でもあるようです。

匿名の調査員とは言いながら、食事の後で身分を明かし、掲載される写真代を請求した上に食事代は店持ちにさせます。

 

2007年に、東京での最初のガイドブックが発行されたときは、紹介された150店舗全店に星が与えられました。

評価された店の中にはかなり信憑性に欠けるものもあり、他のグルメサイトでは60%以下の評価しか得られていない三つ星店もあります。

元来からの有名店はほぼ含まれず、そのほとんどの店が個人経営でした。

 

ミシュランは、タイヤとガイドブックが売れればいいわけで、そのために星を多く与えたとのウワサが立ったくらいです。

星が必ずしもいい店の証ではなく、調査員への協力を拒んで掲載されなかった店もありました。

しかし、ある程度の公平性と独自性は維持しているようで、店の外観如何にかかわらず、食事の質で評価する姿勢もあるようです。

 

 

世界で初めて一つ星の屋台が誕生!

 

 

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嘘か誠か、シンガポールでは、路面で食事を振る舞う屋台の食堂がミシュランの星を獲得しています。

一つ星レストランの仲間入りを果たしたのは、「ヒル・ストリート・タイホァ・ポークヌードル(Hill Street Tai Hwa Pork Noodle)」と「香港油鶏飯麺(Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle)」の2店です。

どちらも、ホーカーと呼ばれる屋台風のフードコート内にあり、衛生面でも問題はありません。

 

「ヒル・ストリート・タイホァ・ポークヌードル」は、50年以上も麺料理を作り続けてきた老舗屋台で、シンガポール国民のソウルフードとなっています。

「香港油鶏飯麺」は、ニワトリの丸焼きが自慢の料理で、麺やご飯の上に載せて食べます。

どちらも格安で食べられる一つ星料理とあって、発表されるや長蛇の列が途切れることがありません。

 

 日本では、ガイドが発売された当初は焼き鳥店などは掲載されていなかったようですが、シンガポールでの扱いは全く別なようです。

 

 

終わりに

 

個人的には、ミシュランの三つ星だろうが一つ星だろうが、どうでもいいことです。

所詮は他人が決めたことで、自分の舌で味わったわけではないのですから。

それに、もし自分が店を経営していたら、かってに来て、かってに記事を書かれて、かってに格付けされて、かってにガイドに掲載されて、その上に金までとられるなどはゴメンです。

頼まれもしないことを、いかにも世間様のためにしているといった偽善行為は、他人には良くても私には必要のないことです。

 

飲食店の経営は一筋縄では行かず、どんな経営者でも頭を悩ませているはずです。

たとえ今、三つ星を掲げたお店でも、そのグレードを維持すること、または更に上を目指すことに心血を注いでいます。

それを、まるで地廻りのヤクザが、力をバックにミカジメ料をせびってくるような行いは、マジョリティーの賛同を得られても御天道様が許しません。

 

ミシュランガイドは、もはやタイヤメーカーの金儲けの道具でしかなく、それすら見抜けずに便乗しているお人には、気の毒さより哀れさを感じます。

タイヤが売りたいのなら、タイヤを売ればいいのです。

調査員の数にも限りがあり、実際には食ってもいないメシを旨いだなどとぬかす輩は、納豆の糸に締め上げられて昇天するのがお似合いです。

 

シンガポールの屋台が出す料理が美味いのは、ミシュランの星とは全くの無関係です。

 

 

こちらもおススメです。

yorozunippou.hatenablog.com